YouTubeチャンネル『競馬オタク』を中心に活動されている坂上明大氏による、週末に行われた新馬戦の振り返り、ならびに勝ち馬の評価を連載する『競馬オタク・坂上明大の新馬戦チェック!』。
先週行われた8鞍の新馬戦全レースを振り返ります。ぜひお楽しみください!
※次回の更新は1月2日(火)となります。次回で当連載は終了いたします。
※新連載『競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想』リリースのお知らせ
▼12/23(土) 阪神5R 芝2000m
勝ち馬:オーロラエックス
前半1000mを63.5秒のスローペースを中団馬群で折り合い、3~4角では大外をマクッていく形。内の先行馬が粘り込む展開をゴール直前で差し切って初戦を白星で飾った。勝ち時計は平凡だが、自身の上がり3Fは11.8-11.5-11.4程度と脚を余しており、着差以上の力差を見せつけた新馬勝ちだっただろう。
母ガリレオズソングはPrincequilloの6×6・4を持つアメリカの芝中長距離重賞好走馬。サトノダイヤモンド産駒の本馬も胴長の長距離馬体型で、芝2000m以上でスタミナを活かす形がベストだろう。
【評価:B】
▼12/23(土) 阪神6R 芝1400m
勝ち馬:マーシーラン
好位の外で流れに乗り、直線での伸び比べを制して新馬勝ち。勝ち時計は同日の万両賞と大差なく、2~3着馬の勝ち上がりも時間の問題だろう。母ラックアサインはNorthern Dancerの5・7・6・5×5・5を持ち、同血脈を5代前に1本しか持たない父スウェプトオーヴァーボードとの組み合わせもバランスが良い。ハービンジャーの血を引く馬らしく現状は後躯の甘さが目立つが、その分今後の伸びしろにも期待が持てる一頭だ。
【評価:B】
▼12/23(土) 中山5R 芝1800m
勝ち馬:ニシノフィアンス