YouTubeチャンネル『競馬オタク』を中心に活動されている坂上明大氏による、週末に行われた新馬戦の振り返り、ならびに勝ち馬の評価を連載する『競馬オタク・坂上明大の新馬戦チェック!』。
先週行われた8鞍の新馬戦全レースを振り返ります。ぜひお楽しみください!
▼12/9(土) 阪神5R 芝1400m
勝ち馬:ノボリショウリュウ
抑え切れない外枠の逃げ馬を先に行かせて、残り400m手前で逃げ馬を交わす形。前後半3F34.1-35.9のハイペースで先行馬にはなかなか厳しい展開だったが、後続の追撃を凌ぎ切って初戦を白星で飾った。勝ち時計は平均程度。
サンデーサイレンスの3×3を中心に、似た血統構成の父母を組み合わせた配合形。マイル前後での堅実な走りに期待だ。厚めの蹄底で道悪馬場は得意だろう。
【評価:C】
▼12/9(土) 阪神6R ダ1800m
勝ち馬:エーデル
スタートは五分に出たが、スタンド前で砂を被ると嫌がって位置取りを下げ、向正面では最後方まで後退。ただ、残り600mからは徐々に勢いがつき、直線では大外一気で先行勢を一掃した。自身の上がり3Fは25.0-12.1程度と脚を余しており、まだまだ勝ち時計も詰まりそうだ。着差は僅かで、気性面の課題も大きいが、素質はなかなかいいモノを持っている。
鈍重さを感じないデクラレーションオブウォー産駒の牝馬で、芝とダートを問わずマイル~中距離での活躍に期待したい。
【評価:B】
▼12/9(土) 中山5R 芝1600m
勝ち馬:ドリーミーデイ