当コラムでは、YouTubeチャンネル『競馬オタク』を中心に活動されている坂上明大氏による、週末に行われた新馬戦の振り返り、ならびに勝ち馬の評価を連載いたします。
2月末で今年度の新馬戦が終了しましたので、2022年の新馬戦開始までは、先週行われた注目の3歳戦回顧をお届けいたします。
▼今回取り上げたレース
・3/19(土) 中京11R ファルコンS
・3/20(日) 中山06R 1勝クラス
・3/20(日) 中山11R スプリングS
・3/21(月) 中山11R フラワーC
▼3/19(土) 中京11R ファルコンS(芝1400m)
勝ち馬:プルパレイ
カジュフェイスが内枠からハナを主張して、前後半3F33.1-36.5のハイペース。プルパレイは前走ほどではないものの発馬で後手を踏んだが、中団のインでうまく脚をタメ、直線も比較的スムーズに進路を確保。ラストもいい脚を使っているが、展開が向いた感は否めないか。
タイセイディバインは1400mでもスピード負けすることなく、中団馬群を追走。直線は包まれて追い出しが遅れたが、ラスト1F最速の末脚で追い込んで2着を確保した。スムーズならプルパレイとの差はかなり縮まっていただろう。
オタルエバーは控えても折り合いスムーズ。この競馬ができれば1400m以下で楽しみだ。
トウシンマカオは先行策で展開不利。直線ではスムーズさも欠き、既に賞金を確保している身でもあったため、本番で巻き返す可能性は高いとみる。
ティーガーデン、ウインバグース、ウインマーベル、ベルウッドブラボーは直線で挟まる不利。
【評価:B】
▼3/20(日) 中山6R 1勝クラス(ダ1200m)
勝ち馬:ビーオンザマーチ