当コラムでは、YouTubeチャンネル『競馬オタク 』を中心に活動されている坂上明大氏による、週末に行われた新馬戦の振り返り、ならびに勝ち馬の評価を連載いたします。
※次回、8/9(火)の更新はお休みいたします。予めご了承ください。
▼7/30(土) 新潟5R 芝1600m
勝ち馬:リバティアイランド
前半1000m63.8のスローペースを中団のインにつけ、直線では残り500m前後で進路を確保。その後はひと追いごとにスピードを上げて、先行勢を楽々差し切った。上がり3F31.4秒は、これまでの同31.8秒を大幅に更新するJRA歴代最速(新潟芝1000mを除く)の好時計であり、ペースや馬場、風向きなど味方するものが多かったとはいえ、素晴らしい瞬発力を披露したことには変わりない。
母ヤンキーローズは2016年サイアーズプロデュースS、スプリングチャンピオンSを制した豪G1・2勝馬。初仔ロムネヤは馬体重410キロ台の小柄な牝馬だが、2番仔の本馬は馬格にも恵まれ、母譲りの脚力も兼備。特に、トライマイベスト=El Gran Senorの5×4譲りの瞬発力は新馬戦の末脚にも表れており、一線級での活躍にも十分期待できる素質馬だろう。
【評価:A】
▼7/30(土) 新潟6R ダ1200m
勝ち馬:ニシキギミッチー