双馬: 今回は1月~2月12日に行われたレースのなかでクセが強かったレースを紹介しようと思います。これを押さえておくと、次走で穴をあけそうな馬がわかります。
今回は高松宮記念、皐月賞にもつながるクセ強レースがあるので、チェックしておいてください。
──では、ひとつずつ解説をお願いします。
(1)カーバンクルS(中山芝1200m稍重)
内前有利で、外を回した差し馬が不利を受けたレース
双馬: このときの中山は内を通った馬と先行馬しか来なかったので、外を通った馬や差し馬は不利でした。なので、スマートリアン、ショックアクション、コムストックロード、フレッチア、ディヴィナシオン、ザイツィンガー、インターミッションあたりは、次走以降で穴をあけるんじゃないでしょうか。
最近の馬場は開催が進んで外有利になるという感じではないんですが、このときの中山は開催が進んでもずっと内有利でした。年末年始の中山開催で外を回した馬はほとんど不利があるので、覚えておくといいですね。
(2)伊賀S(中京ダ1200m良)
前が総崩れで、差し有利になったレース
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双馬毅
2008年春から某キャッシングの5万円を原資に馬券生活をスタート。今井雅宏、亀谷敬正の熱心な読者でもあり、「彼らの理論を読めば、年に2000万は楽に勝てる」を実証した人物でもある。ここ数年は1000万単位で勝つ年もザラとなっている。サイト『競馬放送局』にて週末の勝負予想を公開中。