プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回は馬券特化型の2、3歳戦診断をお届けします。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
今回は1月21日~2月19日に行われた3歳限定戦のうち「レベルが高かったレース」、「世間的にはレベルが高いと思われているが、実はそれほどではないレース」をピックアップレースとして取り上げます。次走過剰人気注意の馬、巻き返し必至の馬など、実戦に役立つ情報満載です。(取材日:2月23日)
※1勝クラス以上の評価、注目の新馬戦・未勝利戦の各リストは記事内の下部に掲載しております。
【1勝クラス以上】
▼ピックアップレース(1)
1/21 中京10R 若駒S(L) 芝2000m良
勝ち馬: マイネルラウレア
双馬: 新馬戦の評価で「モノが違う可能性がある」「メンバーがそろっている若駒Sを勝てたら本当に評価してもいい」と言いましたが、ここも超不器用な競馬で勝ち切りました。初戦で見せた異次元の脚は本物で、内容のある2戦2勝です。能力があるのは間違いないので、あとは気性やペースが1~2秒速くなったときにどのくらい走れるかが課題でしょう。
マイネルラヴ、ロージズインメイ、ゴールドシップと重ねられた、岡田繁幸さんの魂が宿ったような血統ですし、ゴールドシップそのままの走りをしますから、GIで活躍したら人気が出ると思います。
次走は弥生賞を予定していましたけど、挫跖でローテが白紙になったのが残念です。
▼ピックアップレース(2)
1/29 東京9R セントポーリア賞(1勝クラス) 芝1800m良
勝ち馬: ベラジオオペラ