プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回はオークスの展望をお届けします。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
──今週はオークスの展望をお願いします。クラシック二冠、G1・3勝目がかかったリバティアイランドが断然人気になりそうです。
双馬: 2400mという距離がポイントになりますが、リバティアイランドに死角はないんじゃないかと思っています。父がドゥラメンテで、母父がオールアメリカン。オールアメリカンの父であるレッドランサムは延長向きの種牡馬ですから、2400mに替わることはマイナスどころかプラスの可能性のほうが高いですね。
──双馬さんは2歳の時点で「オークスまでにリバティアイランドに届く馬はいなそう」とおっしゃっていましたよね。
双馬: 桜花賞のあの馬場で上がり32秒9は異次元ですからね。古馬のトップクラスでもあの上がりを出せる馬が何頭いるかわかりません。体調が悪いとか、フケがきたとか、そういうの以外は死角がないでしょうね。
なので、馬券的には他の人気馬を消すか、超人気薄を狙うかで妙味を出すしかないですね。
──では、他の人気馬の解説をお願いします。まずは桜花賞2着のコナコーストです。