プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回は天皇賞秋の展望をお届けします。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
──今週は天皇賞秋ですが、登録は13頭だけですね。
双馬: かなり濃いメンバーですけどね(笑)。こんなに強い馬ばかりのG1は久々なんじゃないですか?
──ここに出ても賞金を稼げないと思って避けた馬も多いのかもしれませんね。では、今週も有力馬の評価から聞かせてください。イクイノックスからお願いします。
双馬: 今回は短縮ローテになりますが、以前から言っているようにキタサンブラック産駒は短縮向きです。イクイノックスは短縮では全部勝っていて、負けた2回は延長ローテでした。そう考えると死角がないですね。どしゃぶりの雨とかがない限りは。
もし展開不利があったとしても、東京芝2000mでは跳ね返せると思います。実際に、昨年は展開不利がありながら32秒7の上がりを使って勝っていますしね。
──続いてドウデュースです。イクイノックスとはダービー以来の再戦となります。