プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「ルヴァンスレーヴの凄いクセ」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:今回は新種牡馬のクセについて解説したいと思います。明け3歳世代は新種牡馬が活躍した世代だったと思います。2024年の2歳リーディングを見ても、ナダル、サートゥルナーリア、アドマイヤマーズ、モズアスコットが上位に食い込んでいます。
──ナダルの解説は7月にやったので、次はサートゥルナーリアですか?
双馬:いえ、ルヴァンスレーヴです。
──え? ルヴァンスレーヴって産駒数が一番多かったのに、夏の間に1頭も勝ち上がれなかったので、ちょっと微妙な感じになっていますよね?
双馬:クセが分かりやすく、僕からしたら凄く良い種牡馬です。夏に勝ち上がれなかった理由も説明できますし、冬は特に注目すべきですね。
──そうなんですね。では、詳しく聞かせてください。
双馬:まずはローテ別のデータを見てください。短縮と延長の成績がすべてを物語っています。