プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「年明けの京都ダートで顕著だったクセの解説」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:年明けの京都ダートに強いクセが出ていたので、的中例を紹介しつつ、次の開催で役立つ巻き返しの狙い方も解説したいと思います。
──よろしくお願いします。
双馬:1月の京都ダートはとにかく逃げ・先行馬が不利で、差し馬が有利な馬場でした。これは馬場と風向き両方の影響だと思うんですけど、ダートとしてはありえないほど特殊な馬場がたまにあるんですよね。1月4日~1月25日の成績を見ても、逃げ馬が全然走れていません。
ダート短距離でこんなことないですからね。砂を被らず走れる逃げ馬は単勝回収率100%を超えるのが当たり前ですから。
ちなみに、ダート1200mとダート1400mの1勝は両方とも新馬戦です。逆に言えば、新馬戦以外のレースでは0勝なわけです。
──それは異常ですね。
双馬:1800mは少頭数のレースもありますし、ペースが緩むこともあるので複勝率は33.3%ありますけど、勝率は6.7%と低いですよね。ただ、プロキオンSが先行勢で決まったのを見ると、馬力があるオープン馬なら先行しても耐えられるんだと思いますが、下級条件の馬にとっては先行で粘り込むのは難しい馬場だったんでしょう。
1200~1400mに関しては、2番手の馬の成績を見ても複勝回収率が47%しかありません。ジョッキーたちも違和感を感じて途中からペースを落としていたんですけど、それでも差しが決まっていました。
──本来有利なはずの逃げ・先行馬が走れないというのは、波乱につながりますよね。
