プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「1月24日~2月1日でクセの強かったレース4選」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:今回は1月24日~2月1日に行われたレースの中で、クセの強かったレースを取り上げたいと思います。プロキオンSやシルクロードSもクセが強かったので、フェブラリーSと高松宮記念に向けても覚えておいた方が良いと思います。
──分かりました。では、1レースずつ解説をお願いします。
(1)睦月S
1月24日 京都芝1600m 良
馬場の見た目にジョッキーが騙されたドスローの前残り
双馬:レース結果を見て分かるように、前にいないとどうしようもないくらいの前残りでした。ニホンピロキーフだけ9番手から3着に来ていますけど、枠順や展開を考えるとかなり頑張っています。
京都の芝はペースによって展開が極端になりやすいんですけど、今年の開催は特にその傾向が強く出ていました。馬場が荒れているように見えるので、ペースを上げたくないというジョッキー心理も働いてスローペースになりました。マイルのオープンで大逃げした馬の1000m通過タイムが59秒3ですから、2番手以下の馬は60秒以上かかっているわけです。
逃げ馬が引っかかっているように見えて実はスローというのも、一番大逃げがハマりやすいパターンですからね。このレースはまさにそれでした。
こうなると差し馬は32秒台の上がりを使っても届きません。ニホンピロキーフ、クルゼイロドスル、セフィロ、スズハロームは不利が大きいので、次走以降で巻き返す可能性が高いです。
(2)プロキオンS
1月25日 京都ダ1800m 良
