競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「小倉芝で買える騎手、危険な騎手」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
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今回は小倉芝を取り上げようと思います。現在の小倉芝は非常に良好な状態が続いており、総じて逃げ有利、イン有利傾向。こうなると騎手の思惑や判断力が結果に直結し、
“買える騎手⇔買えない騎手”の明暗がクッキリと分かれます。
まだ開催が3週続くので、今回は小倉芝での注目騎手たちを取り上げようと思います。
~短距離の差しが光る菊沢騎手~
まずは当コラムの常連といっていい、菊沢騎手でしょう。もともと直線マイスターとして以前より何度も取り上げてきましたが、頭脳派ジョッキーとして今開催の小倉芝での活躍が目立ちます。
象徴的なのは2/1(日)小倉12Rのセイウンデセオでしょうか。小倉芝1200mのこの一戦では10番枠から上手く脚を溜めて差し切り勝ち。ヴィクトワールピサ産駒らしい少し難しいタイプですが、リズム重視系&馬群を捌ける差しタイプの本領発揮でした。
小倉単独開催だった2/8(日)の小倉2Rは同じ小倉芝1200mをシェーロドラートで勝利。最内枠を生かした安定の立ち回りが光りました。
単勝2.8倍と1番人気の支持を集めていましたが、恐らく小倉単独の開催でなければ1番人気にならなかったと思います。
同日最終レースの芝1200mではルパヴィヨンに騎乗すると、内で脚を溜めてキッチリ2着確保。道中ロスなく溜めて馬群を捌く、直線競馬と同じ哲学の騎乗が小倉でもハマっていますので、今後も期待大です。
