競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「斎藤新騎手の特徴&狙い方」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
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先週は毎日王冠を一番の勝負レースに指定し、◎レディネスで勝負。道中は100%上手く行ったわけではないと思いますが、そこはさすが横山典! 継続騎乗で手の内に入れていることもあり、上手く脚を溜めて最後に末脚を伸ばしてきました。
横山典騎手はとにかく信頼され、任される状況でこそ力を発揮するジョッキー。ある意味天才、職人型です。昆調教師は横山典騎手が乗り馬に恵まれない時に声をかけた、いわば腕を見込んだ人物。当然このタッグの信頼度は高いです。
マテンロウレオ、マテンロウオリオン、トップナイフ、ミスパンテールなど、昆厩舎の活躍馬の背には、常に横山典の存在があります。
最近だと、関東の村田調教師とのタッグにも注目ですかね。ちなみに村田調教師はダビスタをやっていた頃、“横乗”騎手を起用していたらしいです(笑)。そりゃ、騎乗にいろいろ口を出すわけもないですよね。まさに信頼のタッグ。
いずれにしても信頼の横山典、知れば知るほど美味しいのは間違いないです。
~西のリズム系・斎藤新~
実は最近のジョッキートレンドなのですが、「脚を溜められる騎手の需要」が高まっています。いわゆる“リズム重視系”ですね。
積極策こそが勝ち星を積み重ねるための最善手ではあるのですが、最近のJRA出身騎手はそちらに偏り過ぎていて、結果的に古き良きJRA型の騎乗をする騎手が減っているんですね。
しかし、日本の馬はディープ産駒を筆頭にやはり脚を溜めた方が良いタイプも多いですから、とりわけ芝路線においてはそういった騎手が結果を出すようになっているということです。これからシーザリオ系が増えていくと、さらにその需要は高まるのでは?
・田辺騎手の奮闘
・浜中騎手の好調
・今村騎手の復権
・大野騎手の活躍
・衰え知らずのルメール
・相変わらず存在感を示す武豊
・還暦間近でも健在の横山典
などは、象徴的です。
そして新たなリズム重視系として注目すべきなのが、東の菊沢に対して、西の斎藤新です。東の菊沢はこれまでも散々取り上げて来たので、今回は西の斎藤新騎手に行きましょうか。
~すでにキャリアハイを更新!~
なんとなくそこまで話題になっていない気がするのですが、実は斎藤新騎手が好調です。先週末時点で56勝を挙げ、すでにキャリアハイを更新。
過去最高はルーキーイヤーの42勝ですから、8年目にして急上昇といっていいでしょう。
▽デビュー以来の勝利数
2019年:42勝
2020年:35勝
2021年:34勝
2022年:35勝
2023年:32勝
2024年:28勝
2025年:38勝
2026年:56勝(10/4終了時点)
そんな斎藤新騎手の躍進を支えているのが、脚を溜める技術です。そこを押さえておくと今、かなり美味しいジョッキーといえるでしょう。
まずは最初に狙いのポイントをまとめます。
