東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の京成杯の振り返りと、日曜中山でデビュー予定の注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週は日曜中山で京成杯(GIII)が行われました。2010年のエイシンフラッシュ以降、しばらく大物が出ていませんでしたが、近年はソールオリエンス(2023年)、ダノンデサイル(2024年)とクラシックホースを輩出。ここにきて再び注目を集めています。
今年は逃げたジーネキング(札幌2歳S・2着)が作ったのは、前後5F59.9-59.4秒の平均ペース。そんな流れを中団後方のインから運んだのがグリーンエナジーでした。
向正面では馬群の只中。とても“ウイニングポジション”には映りませんでしたが、3~4角で内からジワリと位置取りを上げると、直線ではスムーズに馬群を割って差し切り勝ち。決着タイム1分59秒3はレースレコードに0秒1差と迫る好時計。自身の上がり3F33秒8は、次位より0秒4も速いメンバー最速の数字でした。
鞍上・戸崎圭太騎手の巧みなエスコートも光りましたが、好位からソツなく抜け出した未勝利戦とは全く違う勝ち方ができたのは大きな収穫。昨年6月の東京新馬(3着)では前(1着ダノンヒストリー)を差せず、後ろ(2着アウダーシア)に差され…という完敗でしたが、当時とはまるで別馬のような頼もしさが感じられました。
スワーヴリチャード産駒の牡馬で、管理するのは気鋭の若手トレーナー・上原佑紀調教師。今後さらなる活躍が期待されます。
クビ差2着のマテンロウゲイルも堂々たるレース内容でした。3番手追走から、前を行く1番人気・ソラネルマンを目標に早め先頭の積極策。前走の未勝利は雨馬場の影響もありアタマ差の辛勝でしたが、今回は良馬場。2走前の未勝利でギャラボーグ(阪神JF・2着)とクビ差の接戦を演じた実力がダテではなかったことを証明しました。こちらも今後の動向から目が離せません。
さて、今週は土曜京都でリステッド・若駒S、日曜中山で1勝クラスの若竹賞と、注目レースが行われます。重賞ではないものの、それぞれ過去にはGIホースを輩出したことも。今年も見逃せません。
