東京メーンはアルゼンチン共和国杯。今週も関東馬のジャッジは正確にいきたいもの/東スポ・藤井記者のトレセンレポート

どうも最近は毎回、同じような書き出しになってしまっていますが、せっかくなので続けさせてください。先週の天皇賞・秋も関東所属のエフフォーリアが優勝。これで秋華賞、菊花賞に続いて3週連続で関東馬が勝っており、美浦トレセン担当の記者である私にとっても、わが事のようにうれしいものです。

勝ち馬の背景もバラエティーに富んでいて、個人馬主のアカイトリノムスメ、日高出身のタイトルホルダー、ノーザンファーム系クラブ馬のエフフォーリアと、週替わりで色々な勝負服の馬がヒーローになる姿は、見ていて楽しいものがあります。

ちなみに先週の当欄のGI出走馬ジャッジもまずまず。高評価のエフフォーリアが勝ち、疑問を呈したグランアレグリアが3着、カレンブーケドールが12着でしたから、まったく無意味なコラムではなかったのではないかと思っています。まだまだ秋のGIシリーズは続きますから、今後もせめて関東馬のジャッジくらいは当てられるように頑張りたいと思います。

さてGIの“谷間”となる今週は東京でGIIアルゼンチン共和国杯が行われます。人気を集めるのは昨年に続く連覇を狙うオーソリティ。今回は6か月ぶりの実戦となるだけに、やはりポイントはその“仕上がり”となりますが、どうやらあまり心配はいらないようです。


▲アルゼンチン共和国杯に出走するオーソリティ