美浦トレセンは、寒い日が続いています。12日はマイナス6度を記録。さむ~い中で取材したホットな情報をお伝えしたいと思います!
今回は愛知杯の情報を。まずはルージュエヴァイユ。
▲黒岩厩舎のルージュエヴァイユ
ルージュエヴァイユといえば、近2走の連勝はもちろんですが、開幕週で前残りだったフローラS(5着)を思い出す方も多いのでは。直線では前とかなりの差、加えて進路もあかない中でメンバー最速の上がりを使い5着に食い込む姿に、素質の高さを感じたのは私だけではないはずです。オークスでは成長途上でも6着に。その後休みをはさむと、連勝でオープン入りを果たしました。
黒岩師に取材してみると、1段階、いや2段階以上成長しているんじゃないかな? と感じさせるコメントが。師は『馬の走りが起きた走りになって、よくなっています。調教でもジョッキーが“こんなに手応えがいい馬でしたっけ?”と言うくらい。昔は、ばねが伸びたような走りだったのが、今は弓矢を引いた感じで、ばねがたまっていつでも弾けそうな手応えなんです。背腰もしっかりして自在性も出たし、好勝負を期待しています』とうなずきます。素質馬がパワーアップしたとあれば、重賞でも、と思わせます。
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三嶋まりえ
東京スポーツ新聞社・レース部記者。東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。2022年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。