今週はチューリップ賞に弥生賞と、春の大舞台へ向けた3歳馬のレースがどちらも楽しみですが、オーシャンSもお忘れなく。高松宮記念の優先出走権が掛かるレース。なかなかの混戦模様で、予想にも力が入ります!
気になるのは昨年の高松宮記念を制し、丸田騎手とともにGI初勝利を達成したナランフレグ。GI馬らしく2週続けてかなりいい動きを見せていましたが、宗像師によると『息がもうひとつ』なんだとか。ただ、『それは想定内。最終追い切りでよくなってくれると思うし、本番へ向けていいレースをしてほしい』とも。最終追い後の良化を見据えての調整であることを強調していました。
それでも、師の言葉にもあったように、春の大目標が“高松宮記念連覇”であることは事実。実績は間違いなく上位ですが、次を見据えた仕上げ&59キロでどこまでやれるか…というところでしょう。
実績か? 勢いか? オーシャンSの関東馬情報/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポート
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三嶋まりえ
東京スポーツ新聞社・レース部記者。東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。2022年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。