今週は中山牝馬Sにフィリーズレビュー、金鯱賞、アネモネSと盛りだくさん。
中でも紹介したいのが中山牝馬Sに出走するウインピクシス。芦毛のかわいらしい馬なので、デビュー前から注目していたのですが、かわいいだけでなく強いんです。
▲中山牝馬Sに出走するウインピクシス
前走は小倉で逃げ切り勝ち。ハンデ差があったとはいえ、平均ペースで逃げ、直線もしぶとく脚を使って2着に半馬身差をつける完勝でした。2着は重賞でも好走歴のあるリューベックですから、レース後の『重賞に近い馬だと思っています』という松岡騎手のコメントも納得でしょう。
中間も好調をキープ。最終追いは美浦ウッドで5ハロン67秒2-11秒0。馬場の内目を通ったタイムではあるものの、軽快な動きに調子の良さをひしひしと感じました。
かわいいだけでなく強い! 中山牝馬Sのウインピクシス/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポート
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三嶋まりえ
東京スポーツ新聞社・レース部記者。東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。2022年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。