さあ、2024年です。今週の美浦トレセンでは、至るところで年始の挨拶が。お正月の飾りもあり、1年の始まりを感じました。亀谷サロン会員のみなさん、今年もよろしくお願い致します!
さて、JRA最初の重賞といえば金杯です。ハンデ戦だけに、毎年難解な印象のある東西金杯。少しでもみなさんの役に立つ情報になれば幸いです。
まずは中山金杯に出走するエピファニーのお話から。前走チャレンジCは4着。折り合いに難のある馬ですが、エキサイトしかけながらもしっかりと我慢出来ていた印象です。
宮田師は『前走は体が絞り切れない状態での出走。加えて、先行有利、内有利の状況で外を回る大味なレースになったが、それでも見せ場は十分でした。スムーズならもう少しきわどかったと思う。重賞でも通用する手応えをつかめました』と前走を振り返ります。
前走はプラス12キロでの出走。この中間は、“体を絞ること”に主眼を置いた調整を行ってきました。単走での調教はいつも通りでも、1週前は直線でしっかりと追われ、美浦ウッドで5ハロン64.3-11.5のタイムをマーク。追い日以外の調整をダートコースからウッドコースに変えるなど、いつも以上にしっかりと負荷を掛けてきました。
▲中山金杯で重賞初制覇を狙うエピファニー