今週はクイーンC。昨年勝ち馬ハーパーはその後、桜花賞4着→オークス2着→秋華賞3着。2022年は2着馬スターズオンアースが桜花賞1着→オークス1着→秋華賞3着と、近年牝馬クラシックとの関連性が強まっているレースです。
今年も素質馬が揃った1戦。人気上位は関西馬になりそうですが、こちらも粒ぞろいです。今週はクイーンC出走予定の関東馬を紹介します。
まずは、連勝中のルージュスエルテから。デビュー戦こそ奮いませんでしたが、その後は逃げて連勝中。持ち味のスピードを生かせばここも好勝負になりそうです。
アーモンドアイなど数々の名牝を輩出している国枝厩舎は、もちろんクイーンCも好成績。2021年勝ち馬アカイトリノムスメを筆頭に、2020年マジックキャッスル、2016年フロンテアクイーン、2009年ダノンベルベールが2着に入る活躍を見せています。
『過去の好走馬たちと比べても遜色ないよ』と国枝師が話すのがルージュスエルテ。今週も良い動きを見せ、『やればいくらでも動く馬だけど、今日は良い動きだった』と、師も納得の表情でした。
無理やり行くつもりはないものの、やはり理想は逃げの形。『競られたくはないけど、できれば自分の形で。リズムよく運べればマイルでも』と師。先週の東京芝レースを見ると、前が残っていることも多いですから、逃げて粘り込みも期待できそうです。
2024/02/09 (金)
クイーンC出走の関東馬から注目の3頭をご紹介!/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポート
- 2025/07/11 (金) 七夕賞・有力馬陣営の手応えをどう読むか/東スポ・三嶋記者の美浦トレセン…
- 2025/07/04 (金) 2025年の活躍がめざましい横山琉人騎手、今週の騎乗馬情報/東スポ・三嶋記…
- 2025/06/27 (金) ラジオNIKKEI賞で注目の関東馬陣営レポート/東スポ・三嶋記者の美浦トレセ…
- 2025/06/20 (金) “幸運のサイン”が出た馬など府中牝馬Sの関東馬レポート!/東スポ・三嶋記…
- 2025/06/13 (金) 好気配ズラリ! 宝塚記念出走の関東馬陣営レポート!/東スポ・三嶋記者の…

三嶋まりえ
東京スポーツ新聞社・レース部記者。東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。2022年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。