東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は皐月賞出走のレガレイラ、アーバンシック陣営に加え、ジャスティンミラノに騎乗する戸崎騎手への取材レポートです。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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さあ、今週は皐月賞。紅一点のレガレイラには、1947年トキツカゼ、1948年ヒデヒカリに続く、76年ぶり3頭目の牝馬による皐月賞制覇が懸かります。
まずは注目のレガレイラから。ホープフルSでは抜群の瞬発力を見せて勝利。牡馬相手、それも連勝中だったシンエンペラーを制してのタイトル奪取で、周囲の期待は高まるばかりです。
▲76年ぶりの偉業に挑むレガレイラ
慎重な発言の多い木村師だけに、今回も手放しに賞賛するということはありませんでしたが、その表情は穏やかで順調ぶりが伝わって来ます。
『2戦目がワンパンチ足りず、残念な結果になってしまいましたが、前走は良さが戻ってよかったです。ここまで馬自身はトラブルなく来れているし、毎日アグレッシブに元気よく調教へ向かってくれている。いい意味で変わりありません』と木村師。
追い切りを見ていても、相変わらずバネのあるさすがの動きを見せていますから、力は十分に出せる状態と見ていいでしょう。
そして、京成杯2着のアーバンシック。この中間は2週続けて僚馬を追走して外を回す形。以前に比べて負荷をかけた追い切りを消化しています。