東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は京王杯スプリングカップで重賞初挑戦のリュミエールノワルについて。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
三嶋まりえ記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
先週のケンタッキーダービーは、ここでも紹介したフォーエバーヤングが3着。かなりの接戦で、レース直後にインタビューに応じた坂井騎手や矢作師は悔しさをにじませていましたね。
ですが、「スポーツの中で最も偉大な2分間」とも言われるアメリカ最高峰のレースで、日本馬2頭が上位(テーオーパスワードは5着)に入ったことは、喜ばしいことだと思います。
ゴール前は私もものすごく興奮しました。ゾクゾクするようなレースを見せてくれた陣営のみなさんに感謝すると同時に、このチャレンジに敬意を表したいと思います。
さて、今週は京王杯SC、ヴィクトリアマイルが行われます。今回は京王杯SCに出走するリュミエールノワルを紹介します。目下3連勝中と勢いのある同馬ですが、未勝利戦を勝った後には足踏みが続いていたんです。そんな中で、亀谷サロンでもお馴染み?の上原佑厩舎に転厩してきました。
▲京王杯SCで重賞初挑戦のリュミエールノワル
『芝で頭打ちっぽい成績だったんですが、追い切りではすごくいい動きをしていました。レースを見ると最後はやめている感じ。能力で負けているというよりは、精神的なものなのかなと思っていました』と師は当時を振り返ります。