東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はエプソムC出走馬から、取材の感触が良かった2頭のレポートです。
三嶋まりえ記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
さあ、今週から函館競馬がスタートします。函館開催が始まると、夏が来た!という感じがするのは私だけでしょうか。亀谷サロンでもお馴染みの藤井記者は、函館出張を楽しんでいるみたいです(たぶん)。
美浦組はエプソムC出走馬の取材に奔走。東スポ期待のルーキー・栗栖記者と一緒にマイネルケレリウス、レーベンスティールを取材したり…と、精力的に過ごしていました。
その内容については、Webサイト「東スポ競馬」に掲載中ですので、栗栖記者の記事も併せて見てくださいね。
ここでは、取材の感触が良かった2頭をピックアップしたいと思います。
まずはルージュリナージュです。前走のヴィクトリアマイルはGI初挑戦にも関わらず5着に善戦。コラムにも書きましたが、最近の充実ぶりが光ります。
玉舎助手に聞くと『前走時もすごく順調だったんだけど、GIで相手も強いから強気なことは言えなかったんだ。ただ、もう一段階上げたい感じもあったんだよね。以前は掛かってしまって、いい調整ができなかったんだけど、この2戦くらいはうまく調整できている。今回は掛かりもせず、一回仕掛けた時に反応して、すごくよかった。力が抜けている分、スムーズに動けている。メンタル面の成長も大きいと思うし、充実しているのを感じるよ。前走よりさらにいいね』。
GI好走の前走よりも“一段上”の仕上がりのようです。