東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はラジオNIKKEI賞に出走する関東馬から注目馬2頭の陣営レポートです。
三嶋まりえ記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
難しいと言われる夏競馬。その上、今週は両重賞ともにハンデ戦。難解な1戦だけに、体調の良し悪しもポイントになるのでは。今週はラジオNIKKEI賞出走馬について書きたいと思います!
最近は30度を超える日も増えてきた美浦トレセン。夏バテ気味の馬もいる中で、“暑さ”にめっぽう強いのが、ショーマンフリートです。
松本助手が『暑くなった方がいいタイプ。デビュー戦もめちゃくちゃ暑かった』と言えば、手塚師も『暖かくなって、馬が凄くよくなっている』と口をそろえます。
実際に1週前追い切りでは、GI馬ソールオリエンスと互角の動き。松本助手は『追い切りでは、デビュー前からいい動きをしていたんだけど、力強くなった。春の重賞2戦よりは間違いなくいい状態です』と状態面に太鼓判。
併せたソールオリエンスは、先週の宝塚記念で2着に好走。復活の兆しを見せましたから、いい流れも来ています。
54キロとハンデが軽かったのも好材料。取材をしていると、手塚師から聞き捨てならない言葉が…。