東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は今週から騎乗を再開する津村騎手、菅原明騎手、柴田善騎手の3名が揃った関屋記念の情報です。
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今週から中京開催がスタート。中京競馬場で行われる小倉記念って、なんだか不思議な感じがしますよね。
また、先週までの新潟開催は3時間半ほど昼休憩を挟んだ“夏時間”での開催でしたが、今週からは通常通り。先週までは1日がなが~く感じていたので、通常の日程なだけで少し気楽です。
そして、今週から騎乗を再開するのが津村騎手、菅原明騎手、柴田善騎手の3名です。津村騎手は左鎖骨のプレート除去手術、菅原明騎手は虫垂炎の手術、柴田善騎手はリハビリ期間を設けるためにそれぞれ休養していました。
今週は復帰する3名が騎乗する関屋記念の情報をお伝えしようと思います。
まずはタイムトゥヘヴン。水曜朝には柴田善騎手を背に最終追い切り。これが抜群の動きで、馬なりのまま僚馬を楽々と突き放していました。
鞍上は『今日の感じは凄く良かった。夏に弱いと聞いていたけど、そんなことはなく、やめるようなところもなかった。人間が指示した通りに走れていたよ。前が速くなって終いが掛かってくれれば逆転もあるんじゃないかな」とかなり饒舌。それだけ動きが良かったということでしょう。
自身の状態についても『2週間休んで、乗った感じが良いですね。なんと言っても楽。あちこち痛かったのが、あれ?痛くないじゃん!って(笑い)。リハビリの先生がしっかりやってくれたんで、体調は良いです」と万全の模様。
それまでの重賞での成績を見ても、着順ほど差はありませんから、十分に上位争いが期待できそうです。