東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はヨーロッパ出張中の取材レポートとして、凱旋門賞1週前レポートを提供していただきました。
三嶋まりえ記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
19日からヨーロッパへ来ています。
サウスウェル競馬場でシティオブトロイの公開調教、ジョセフ・オブライエン厩舎でアルリファーの調教に騎乗した武豊騎手、そして、シンエンペラーの1週前追い切りに騎乗したクリスチャン・デムーロ騎手などなど、このヨーロッパ出張でたくさんの方を取材することができました。
日本はスプリンターズS一色かもしれませんが…、今回は凱旋門賞のレポートをお届けしたいと思います。
24日、アイルランドのジョセフ・オブライエン厩舎には武豊騎手&松島オーナーが登場。武豊騎手は凱旋門賞で騎乗予定のアルリファーと初めてコンタクトを取り、
『すごくおとなしくて乗りやすい。今日は軽いところだったけど、フットワークがいいし、柔らかくてさすがに良い馬。レースを見た印象通りという感じ。今日乗って、レース前にどんな感じだろう?と考えたり、要らない心配が消えたのはよかった』と好感触を伝えていました。
▲アルリファーの1週前追いに騎乗した武豊騎手
日本馬で唯一出走を予定しているのがシンエンペラー(牡3・矢作)。27日の朝にフランス・シャンティイにあるエーグル調教場の芝コースで1週前追い切りを行いました。現地時間の朝7時40分に清水裕厩舎に行くと、衝撃の事実が。
『クリスチャンが乗るから』
愛チャンピオンSの1週前追い切りに続き、全兄ソットサスの主戦が追い切りに騎乗するとは…。