東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はジャパンカップに出走するドウデュース&オーギュストロダンの陣営レポートです。
三嶋まりえ記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
いよいよ今週はジャパンCです。今年は久しぶりに海外から大物が参戦。日本馬もGI馬が7頭とかなりの豪華メンバーが集結しています。
なかでも注目は、ドウデュースでしょう。前走の天皇賞・秋が完勝の内容。ラスト3ハロンは32秒5の脚で追い込み、圧倒的な強さを見せつけました。武豊騎手が「“日本の総大将”という気持ちでいますよ」と語ったように、ここでも中心なのは間違いありません。
いつも調教は動く馬ですが、この中間も抜群の動きを見せています。特に武豊騎手が騎乗した1週前追い切りでは、5ハロン65秒7-10秒9というかなりの好時計をマーク。前走時以上にパワフルな動きを見せています。
これには鞍上も「スピード違反で捕まるわ(笑い)。ここに来てさらに迫力が増した」と笑顔満点。ダービーを制した東京の2400mの舞台で、再度鋭い末脚が炸裂しそうです。
▲天皇賞・秋に続きGI連勝を狙うドウデュース
もう1頭、熱視線を浴びているのは、ディープインパクト産駒のオーギュストロダン。