東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はチャンピオンズCに出走するレモンポップ&ウィルソンテソーロ陣営の取材レポートです。
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大熱狂のジャパンCが終わり、今週はチャンピオンズC。関東馬は4頭と頭数こそ少ないですが、精鋭が集まりました。
なかでも注目は、連覇を狙うレモンポップです。昨年は圧巻の逃げ切り勝ち。距離不安を一蹴した走りはしびれました。このレースがラストランとなることがすでに発表されていて、当日には引退式も行われます。最後のレース、悔いのない走りを見せてほしいと思います。
▲レモンポップ、連覇でラストランを飾れるか
1週前追い切りは、美浦ウッドコースでいつも通り坂井瑠騎手が騎乗。6ハロン79秒5-11秒5と調教駆けするこの馬らしく、かなりの好時計をマークしていました。
「追い切りに乗るのは最後。噛み締めて乗っていました。1週前ということでしっかりやって、時計は出ていました。いつも動く馬、時計的にはいつも通り。問題ないと思います。まずは無事にレースへ向かって欲しい。この馬らしい走りができれば」と坂井騎手。
最終追いも良い動きでしたが、昨年に比べると物足りなさも。鞍上の口ぶりも手放しで褒める感じではありませんでした。ただ、前走時もそう言われていての勝利。しっかり勝つあたりがさすがでした。どんな走りを見せてくれるのか、楽しみです。