東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は有馬記念に出走するアーバンシック、騎乗するC.ルメール騎手への取材レポートです。
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さあ、今週は有馬記念です! 秋古馬3冠を狙ったドウデュースは右前肢ハ行のため、残念ながら取り消しとなりました。
ですが、菊花賞馬アーバンシック、ブリーダーズCターフで2着に善戦したローシャムパークなど粒ぞろいなのは変わりありません。
今週は菊花賞馬アーバンシックの話を。1週前の段階からルメール騎手がかなりの手応えを伝えてくれていました。
「3歳で有馬記念を勝つというのは大変なことだけど、サトノダイヤモンドが菊花賞→有馬記念を勝ちました。アーバンシックも有馬記念を勝つのに良い素質を持っています。レースごとに強くなっているし、このコースを走れるスタミナもある。チャンスはあると思う」
▲アーバンシックで有馬記念制覇を狙うルメール騎手
菊花賞から有馬記念を制したサトノダイヤモンドの名前が出たのですから、期待度は相当なものでしょう。
最終追い切りは関西からルメール騎手が駆けつけて騎乗。「反応が良かったし、状態は良さそうです」と好感触を得ていました。
最終追いが行われた18日時点で、ドウデュースはまだ出走の予定。ルメール騎手はドウデュースとの対戦についてこう答えました。