東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は京成杯に出走する関東馬から、キングノジョー&ガルダイアの陣営レポートです。
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今週は京成杯です。昨年は勝ち馬ダノンデサイルがその後ダービーを制覇し、2着馬のアーバンシックは菊花賞を勝利しました。今年の京成杯はどんな結末になるのか、楽しみです。
関東馬の有力候補はキングノジョー。パレスルーマーを母に持ち、兄にはジャスティンパレス、アイアンバローズがいる良血馬。これだけの血統ですから、セレクトセールでは3億4100万円(税込み)の高値がつきました。
▲1戦1勝で京成杯に挑むキングノジョー
デビュー前のPOG取材の段階から田中博師がかなり期待していて、デビュー戦を快勝。ですが、師は「あの時期にデビューできる感覚ではありませんでした。ただ、身体能力が高く、動けちゃう。春のクラシックを考えてあの時期にデビューさせることに。運動神経とポテンシャルで勝ってくれました」と振り返ります。