東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は今週から短期免許で騎乗するマイケル・ディー騎手への取材レポートです。
三嶋まりえ記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
毎週行われていたGIも今週はひと休み。来週からは7週連続でGIが開催されますから忙しくなりそうです。今週の青葉賞、フローラS、マイラーズCももちろん楽しみですが、“新外国人”からも目が離せません。
今週から初来日のマイケル・ディー騎手は、ニュージーランド出身でオーストラリアを拠点に活躍中の29歳。174㎝と騎手の中では背が高く、トレセンでも目立っていました。日本に来るのもこれが初めて。
「トレセンに来るのも、ウッドチップで乗るのも初めてだったんですが、想像していたよりも早く慣れることができました。坂路はすごいですね。(オーストラリアにも)バララットには坂路があるけど、こんなにすごくないです。日本の馬は施設をよくわかっている。馬場に入ったらハミをとるよう教育されていて、今日乗った3頭は扱いやすかったです」
初めてのトレセンに興奮気味の様子でした。
▲コーフィールドカップなどの勝利経験も持つマイケル・ディー騎手
以前からジャパンCを見ていたという鞍上。「オーストラリアの馬は騎手が活躍していましたからね。アーモンドアイはもちろん知っています。ジャパンCが行われる競馬場で乗れるのは感慨深いです」と東京競馬場での騎乗を心待ちにしていました。
日本の騎手で知っている騎手はいるか?と聞くと「オーストラリアに来ていたからリュウセイサカイは知っているし、もちろん、ユタカタケも知っている。レジェンドだよね」と言った後に意外な名前が。