東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はヴィクトリアマイルに出走するアスコリピチェーノ、ボンドガール、アドマイヤマツリ陣営の取材レポートです。
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春の東京を華やかに彩るヴィクトリアマイル。美浦トレセンからは注目の3頭、アスコリピチェーノ、ボンドガール、アドマイヤマツリを紹介します。
まずはアスコリピチェーノ。前走はサウジアラビアでの1351ターフスプリントに挑戦し、海外で貴重な経験を積みました。
帰国後も調整は順調で、黒岩調教師は「海外帰りですが、調整過程としてはいつもと変わらずできた。短距離のレースを使ったことで過度な前向きさが出るかと思いましたが、そういったところは見られなかった」と好感触を伝えます。
最終追い切りも迫力満点の動き。美浦ウッドコースで3頭併せを行い、楽な手応えのまま先着しました。「先週からどれだけ上積みがあるかというところでしたが、しっかり上積みを感じる走りでした」と師も納得の表情です。
海外帰りの1戦ですが、万全の状態。黒岩師の表情、口ぶりから自信がひしひしと伝わってきました。