東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は先週JRA通算100勝達成、ラジオNIKKEI賞でもインパクトシーで3着に好走した横山琉人騎手の取材レポートです。
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先週節目のJRA通算100勝を達成したばかりの横山琉人騎手。「たくさんの方におめでとうと言ってもらいました。減量がなくなるので気を引き締めないと」と語り、さらなる飛躍を誓います。
平場だけでなく、先週のラジオNIKKEI賞はインパクトシーに騎乗し3着に健闘。重賞でも存在感を示しています。
「以前乗った時よりもコーナリングがよくなっていました。1、2着馬は内をロスなく運んでいましたからね。僕は松岡さんが動いてきたので動かざるを得なくなりました。距離は1800、マイルくらいでもいいと思います」と振り返りました。
デビュー時には、同期たちが勝ちたいレースとしてダービーなどを挙げる中、「中山大障害を勝ちたい」と宣言し周囲を驚かせた横山琉人騎手。その源泉には、ゴーカイなどで中山グランドジャンプを制した元障害騎手の父・義行さんの存在があります。
今もその志は変わらず、「障害はいつか乗りたいです。減量制度が変わったので、そんなに焦らなくてもいいかな」と将来への展望も話してくれました。
▲2025年好調の横山琉人騎手
そんな若手のホープは、今週福島で土曜3鞍、日曜7鞍に騎乗予定。