毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください！
▼今週のラインナップ
土曜中京11R・ケフェウスS
日曜中京09R・茶臼山高原特別
日曜中山09R・浦安特別
月曜中山07R・3歳上1勝クラス
月曜中京09R・長良川特別
月曜中京10R・桑名特別
▼土曜中京11R・ケフェウスS
マキシ
3歳シーズンは全体的に体が緩く、特にトモのあたりがパンとしていなかった。それに連動して力のいるウッドでの走りに頼りなさがあり、軸がブレるようなシーンも散見された。
連勝した休養前はその部分がずいぶんと改善し、これまでにはなかった前進気勢の強さが出てくるなど、エピファネイア産駒らしい部分が見えるように。しかしながら、芯が入ったという印象まではなく、使い込むと前だけで走ってしまうという弱さが出ていたと思う。
実質的な追い切り3本で臨む今回、本来なら土台をもっと作って…となるはずなのだが、それを感じさせないほど走りがしっかりしてきた。前後の連動が取れてきたというのだろうか。1週前のウッドの数字は平凡だが、以前のマキシにないどっしりとした風格。本格化の兆しが見えた。(松浪大樹)
▼日曜中京9R・茶臼山高原特別
