ネット上に溢れる優秀な予想をAI技術により発掘・学習することで、より優秀な予想を生成する仕組みに取り組むヤナシ社長の活動に、当サロン主宰の亀谷敬正が迫るトークコラム『生成AIで競馬予想のトレンドを解析』。
今回のトークテーマは「生成AIの性能をアップさせるコンテンツ」について。
なお、レギュラー&プレミアムコース会員の方には、ヤナシ社長による毎週土日の生成AIデータ(該当馬)を公開いたします。公開時間は土曜、日曜の午前9時30分頃の予定です。
※当連載は今回で一旦終了となります。新しいテーマが登場次第、再開の予定です。
亀谷敬正(以下、亀):前回は、実際のオッズ=支持率よりも、「予想の上手い人」の印だけで作られた生成AIの支持率が高い馬=オッズが低い馬を買えば儲かる理屈について話しました。そこで大事になってくるのが「オッズ」なのですが、現実には「確定オッズ」は予想には使えません(間に合いません)。
亀谷競馬サロンには「推定人気」、「人気ランク」というツールがあるのですが、その推定人気と人気ランクを使って作られた「予測オッズ」を活用することで、期待値の高い馬が買えるのでは?という話をしましたね。
ヤナシ社長(以下、ヤ):「生成AI」で「独自の支持率」をAIで生成したものと、「予測オッズ」を比較した場合、「生成AI」の方が支持率の高い馬を勝った場合、過去4か月の回収率は111%でした。
亀:やはりプラス収支になりましたね。確定オッズまでのオッズには予想の上手い人が必ず大量投票するわけですから、常に歪みが生じるんですよ。
ヤ:そうですね。推定オッズと実際の人気との差が大きい馬には、何かしらの予想のポイントが隠されている可能性は高いです。
亀:だったら、歪みがなく、一定のルールで算出される推定人気、人気ランクを使う方が、期待値の高い馬を安定して予測できるんじゃないかと思って、提案したんです。
ほとんどの競馬ファンは考えたこともないと思うんですけど、実際のオッズは常に「予想がうまい人」と「下手な人」の存在によって歪みが生じてます。だから「予想がうまい人が大量投票しなかった場合の想定オッズ」が必要になる。ボクは20年以上前からそう考えていて、推定人気と人気ランクを20年以上前に開発したんです。
ヤ:その考えは重要ですね。実際、推定人気、人気ランク、予測オッズを使わせてもらうことで、私の生成AIの性能もアップしました。
亀:当サロンが持つデータの強みは、20年以上前から有効であり続ける人気ランクや独自の血統データを保有しているだけでなく、そのデータを最近のAIテクノロジーにも活用できることだと思っています。
ヤ:そうですね。「亀谷競馬サロン」のデータや「競馬放送局」の予想は、私の生成AIで分析しても大変有効です。今後も私のAIで研究した成果をサロンメンバーの皆さんに披露したいと思います!
亀:楽しみにしてます!
※当連載は今回で一旦終了となります。新しいテーマが登場次第、再開の予定です。