Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第45回目のトークテーマは前回に続きゴールドシップ。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):先週土曜日のアーリントンC、ちょうど前々回話題に挙げたディスクリートキャットを本命にして、美味しい馬単が当たったよ。
亀谷敬正(以下、亀):5番人気のオオバンブルマイですね。馬単で86倍付きました。
今:あのときに話した、「芝は前に行く位置取りショックとかでフレッシュなときに頑張る」というパターンだよね。
亀:前走出遅れて後方だったので、今回は前に行くという狙いですね。
今:前走15番手だから、ほぼ確実な位置取りショックだよね。休み明けでフレッシュだったし、道悪が向くのもあったよ。
亀:芝もダートも極端な道悪はよく走りますよね。週末は酷い雨で人気薄のディスクリートキャットが激走しまくりました。
今:調べてみると、12番人気3着に激走したクムシラコ(4/15・中山8R)も芝で前に行く位置取りショックだったよ。この馬は前回激走したときも道悪で前に行く形だったし、ディスクリートキャットの「道悪で前に行く位置取りショック」は、改めて要注意パターンになるよね。
亀:ダート1800mで11番人気3着に激走したオールアルミュール(4/16・中山3R)も不良馬場で一変しました。
今:あと先週のゴールドシップも、早速ハマってたよね。「延長2600mは爆発的に走る」っていう解説だけど。
亀:先週唯一の2600mだった奥の細道特別(4/16・福島10R)ですよね。人気薄のゴールドシップがワンツースリーで3連単36万馬券の高配当でした。しかも勝ったのが「延長」の11番人気でしたよね。
今:実は7番人気3着のゴールドシップが◎で、8番人気2着のゴールドシップが▲だったんだ。減量がないんで軽視した菜々子ちゃんの11番人気に激走されて、僕の馬券はワイドになっちゃったけど…。
亀:ゴールドシップ3頭の中で、唯一の延長ステップだった11番人気が勝つのが、血統の恐ろしさですよね。
今:先週話したばかりだから、参考にして当てた読者が一杯いれば嬉しいけどね。