毎週日曜日更新の当連載『フロントライン』は、現代競馬のキーマンとも言えるノーザンファーム天栄の場長・木實谷雄太氏に、競馬に関するさまざまなお話を伺うロングインタビューコラムです。聞き手:亀谷敬正。
▼今回の主なトークテーマ
・新潟2歳Sも視野に! レッチュベルクがデビュー勝ち
・馬場に泣かされた東京最終週、次走は要チェック!
・今週末デビュー予定の2歳馬最新情報
新潟2歳Sも視野に! レッチュベルクがデビュー勝ち
――今回は新馬戦の振り返りからお願いします。6/20(土)の芝1400m戦(牝馬限定)はゴールデンハニビーが3番人気4着でした。
木實谷:ちょっとテンション高かったので、追い切った後、木曜日の時点で東京競馬場に移動しました。その甲斐があってか、当日は落ち着いて臨めました。元々ちょっと距離が短いのは承知で使いましたので、次に繋がる良い内容だったと思っています。
――距離適性はどれくらいでしょうか?
木實谷:将来的には2000mぐらいに適性がある馬だと思っていますので、次はまず1ハロン延ばして1600m戦を使います。次戦は8月から9月ですね。
――同じ日の芝1600m戦はレッチュベルクが2番人気1着、コナパームスが1番人気3着でした。レッチュベルクはレース前の当欄で「天栄での動きも良く、初戦から力を発揮できる」ということでした。
木實谷:こちらでの動きの通りに走ってくれたと思います。
――コナパームスは伸びそうで伸びない感じに見えましたが。
木實谷:良くも悪くも持続力というか、ワンペースな感じでした。当日は小雨模様で、稍重の馬場だったのですが、少し低い姿勢で走る馬なので、実はちょっと雨が嫌だなと思っていました。やはり悪い予感というか、追ってから馬場にだいぶ脚を取られてしまい、ノメってしまったようです。
もうちょっと体幹を鍛えていく必要がありますが、メドの立つ内容ではあったと思います。
――それぞれ、次走の予定は?
木實谷:どちらもレース後は大丈夫でしたので、8月のレースに使えると思います。勝ったレッチュベルクはレース後も順調に調整できていますので、新潟2歳Sも視野に入るのではないでしょうか。
馬場に泣かされた東京最終週、次走は要チェック!
――翌21日の芝1400m戦は、タクティシアンが人気に応えて快勝でした。
