ヒロノアステロイドがデビューした翌日、母アサヒライジングの訃報がありました。
GIを勝つことこそ叶わなかったけれど、秋華賞とヴィクトリアマイルでは2着。それに、今から15年も前に海外遠征を敢行し、アメリカンオークスでは出遅れながらも2着に追い上げて日本のファンを大いに沸かせたそうですね。
母アサヒマーキュリー、その父ミナガワマンナ…ということは、日本競馬の至宝・シンザンの血を繋ぐ系譜になります。放牧中の事故で彼女が亡くなってしまったことは本当に悲しいことだけれど…ヒロノアステロイドの活躍を、天国からきっと見守ってくれると信じたいです。
そんなヒロノアステロイドは、母譲りの超大型馬で、デビュー戦(1月22日中京ダ1800m・3歳新馬)でも560キロ! デビュー前の談話をまとめていたときは、他社の日刊紙の記者さんからまで『これ、体重間違ってない?』と言われました。確かにあまり見ない数字かも。
▲梅田厩舎のヒロノアステロイド
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。