大阪スポーツ・赤城真理子記者による栗東トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は土曜日の若駒Sに出走するミラージュナイト陣営への取材レポートです。
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レース映像にはおそらく残っていないのですが、ミラージュナイトは2走前、ゴール入線後に前から崩れ落ちるようにして転倒し、鞍上の川田騎手も負傷するという事故がありました。
ミラージュナイト自身はすぐに立ち上がったとはいえ、転倒の原因、また脚元も心配でした。不幸中の幸いというのでしょうか。胸前を擦りむいた外傷だけで済み、一度放牧に出され仕切り直してからの前走だったのです。
休み明けでも動きや馬体こそ仕上がっていましたが、陣営は転倒によるトラウマが馬に残っていないかを心配されていました。トレセンでは大丈夫でも、競馬場に行ってしか分からないことがあるからです。
でも、勝ったレースを見ていただければ分かるように、ミラージュナイトにトラウマはありませんでした(ちなみに転倒の原因は熱中症であったそう。10月でも現地は30℃ありました)。
▲若駒Sに出走するミラージュナイト
ただ、新たな課題も見つかりました。