大阪スポーツ・赤城真理子記者による栗東トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は安田記念に出走する関西馬から、ガイアフォース陣営の取材レポートです。
赤城真理子記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
「夏は牝馬を買え」、「長距離戦は騎手で選べ」、「同厩舎の2頭出しは人気薄を狙え」というように、競馬には昔から伝わる格言、というものがあります。
ここには書き切れませんが、エビデンスがありそうなものから、そうでないものまで…。でも、競馬ファンなら「格言に従っておけば良かった」と悔しい想いをしたことは一度や二度で済まないのではないでしょうか。記者もそのひとりです。
そんな中で、私が知らなかった格言を教えていただく機会がありました。
「同じ日にきょうだいで出走すると走る」
厩舎の方々の中では知っている方も割といるようなのですが、なんとなく縁起がいいという意味も含んでいるのかもしれないですね。
今週の日曜日、GI・安田記念に出走するガイアフォースと、同じく日曜日に阪神6Rの3歳未勝利戦(芝1800m外)に出走するジョワイユノエルは、兄と妹、それも「全きょうだい」の関係です。
坂路の上で上がり運動の時間がよく一緒になるらしく、毛色が違うだけで本当によく似てると思う、とそれぞれの厩舎の方が教えてくださいました。
さて、ガイアフォースは今回が香港の遠征帰りでの出走となります。鞍上は新パートナーとなる吉村誠之助騎手。状態はどうなのでしょうか。
▲安田記念当日は阪神6Rに全妹も出走する兄ガイアフォース