東京スポーツ・立川敬太記者が選んだPOG注目馬5頭です。他メンバーの注目馬は『POG厳選2歳馬リスト一覧』からご確認ください。
なお、立川敬太記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
▼アーモンドアイの2022(牡)
父エピファネイア
母アーモンドアイ
母父ロードカナロア
母アーモンドアイも手掛けた国枝調教師は2026年2月末をもって調教師を引退する。つまり、今年の2歳世代が悲願のダービー初制覇へラストチャンスになる(今週末にシックスペンスが勝つならそれは素晴らしい)。
あくまで推論ではあるが、生産界からも長年の競馬サークル功労者へリスペクトの意味で“ダービーを勝てる可能性のある馬”が国枝厩舎に集結するのは当然の流れ。かつて藤沢和調教師もダービーをなかなか勝てず、“競馬界の七不思議のひとつ”などと言われたが、引退まで残り5世代となった2017年にレイデオロで見事ダービーを勝った。
よって、今年のPOGは“答えは国枝厩舎にあり”が結論。同厩舎の牡馬から必ずや大物が出ると見ていて、その筆頭はやはりこの馬を置いて他ならない。
順調な調整過程、15日にはルメールが乗って併せ馬を消化するエリート待遇だが、ただのネームバリューがそうさせるのではなく、それに相応しい力量があるからだ。現時点で最もダービーに近い位置にいることは間違いない。コテコテの人気馬で抽選必至の存在であっても、指名に名乗りを挙げるべき馬になる。デビューは母と同じ新潟を予定。