競馬評論家・TAROによる、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラムです。なお、『競馬放送局』ではTAROの厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
ジョッキーズファイル第4回は、柴田善臣騎手を取り上げます。
かつては関東の中心的なジョッキーでしたが、近年は良くも悪くも安定した成績。だいたい年間20勝前後で推移しており、今年も先週終了時点で19勝。勝ち星だけ見たらそこまで派手な活躍ではないかもしれません。
しかし、実は私、TAROにとって柴田善臣騎手は非常に存在感のあるジョッキーです。というのも、特徴がわかりやすく、狙いのポイントが明確だからです。
これは毎度になりますが、大事なことなので何度も言います。騎手を馬券に生かす上で大事なことは、“特徴の有無”です。上手い下手ではない。そういう意味で柴田善臣騎手は特徴が明確=狙いやすい、というわけです。では、どんな特徴があるのか? 早速見て行きましょう。
~悠々自適のリラックス追走、直線は“外出し”が基本~
柴田善臣騎手といえば近年最も話題になるのは年齢のことでしょう。今年で55歳。今年の夏にはメイショウムラクモでレパードSを制しJRA最年長重賞勝利記録を更新しました。今後も活躍するたびに年齢の話題が取り上げられるはずです。
騎乗スタイルもイメージ通りの、“悠々自適スタイル”です。