競馬評論家・TAROによる、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラムです。なお、『競馬放送局』ではTAROの厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
ジョッキーズファイル第7回は、和田竜二騎手を取り上げます。
和田竜二騎手の名前が全国区になったのはテイエムオペラオーとのコンビでしょう。1999年の皐月賞を制覇。2000年には8戦8勝という偉業を成し遂げました。あれからもう20年以上が経つことになります。
当時、もう一つ話題になったのが勝利ジョッキーインタビューで見せる『シャーッ!!』という雄叫びでした。当時のことを鮮明に覚えている方も多いはずです。
~性格と騎乗は一致する~
なぜこんな余談から始めたかというと、本コラムでも何度か触れましたが、
「性格と騎乗スタイルはだいたい一致する」
からです。和田騎手の強気で物おじしない性格は、騎乗スタイルを見ていてもわかります。強気に前に行き、馬群を突くことを厭わず、そして最後まであきらめない。基本的に和田騎手については以上を理解していれば、騎乗スタイルも見えてきます。
~混戦で生きる“ド根性騎乗”~