競馬評論家・TAROによる、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラムです。なお、『競馬放送局』ではTAROの厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
当コラムも今回で10回目です。最近はTwitter等で感想をいただく機会もあり、とても嬉しく思います。
さて、今回は丹内騎手を取り上げようと思います。なぜ? と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は丹内騎手、今年は先週終了時点で既にキャリア最多を更新する37勝。30勝を超えること自体2011年以来2度目ですから、いかに好調なのかお分かりになるでしょう。付け加えるならば2着回数、3着回数もキャリア最多を既に更新、ウインキートスで目黒記念も制しましたし、まさに充実の1年なわけです。
何よりこれは繰り返しになりますが、騎手を馬券に生かす上で大事なことは、「特徴の有無」です。「上手い下手」ではない。丹内騎手は決してトップレベルではないですが、それでも特徴は明確で買いどころはある。というわけで、じっくり見て行きましょう。
~丹内騎手のイメージとは?~
早速ですが、皆さんは丹内騎手に対してどんなイメージをお持ちでしょうか? 多くの方が考えるのは以下の2点でしょうか。