競馬評論家・TAROによる、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラムです。なお、『競馬放送局』ではTAROの厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
『今年は調子が良さそう』
きさらぎ賞を制したマテンロウレオの鞍上、横山典騎手はそういってインタビューを締め括りました。それもそのはず、まだ2月になったばかりで既に重賞3勝。それもすべて、横山典騎手でこそ…と思わせる勝利ばかりです。
シンザン記念:マテンロウオリオン 4番人気1着
AJCC:キングオブコージ 3番人気1着
きさらぎ賞:マテンロウレオ 2番人気1着
昨年は年間26勝、重賞は未勝利とやや存在感が希薄になっていましたが、今年は年明けから大活躍。まさにV字回復といえるでしょう。
というわけで、今回は横山典騎手を取り上げます。横山典騎手については考えるべきポイントが多く、前編・後編の2回にわけて解き明かしたいと思います。もちろん、あの“ポツン”の真意や読み方、馬券での活用法なども探ってみたいと思います。
~騎手というよりもはや馬乗り職人?~