競馬評論家・TAROによる、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラムです。なお、『競馬放送局』ではTAROの厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
さて、今週はもうベテランの域に入りつつある関東の津村明秀騎手を取り上げます。
津村騎手は同期がとにかく豪華。川田騎手をはじめ、藤岡佑介騎手、そして先週ソダシでヴィクトリアマイルを勝った吉田隼人騎手など、錚々たる顔ぶれが今でも活躍しています。そんな豪華な面々の中でも、実は競馬学校時代から抜けた存在だったというのが津村騎手だというのです。
~キャリア中盤以降に伸びるのは技術がある証拠~
早期から同期の中では抜けた存在だった津村騎手ですが、デビュー後は川田騎手や藤岡佑介騎手に先を越されます。それでも14年目の2017年に50勝超えを果たすと、以後は順調に勝ち星を積み重ね、昨年は41勝。最近はローカルでなく中央場で乗る機会も以前より増えており、その中で勝ち星を積み重ねているのは腕がある証拠でしょう。