競馬評論家・TAROによる、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラムです。なお、『競馬放送局』ではTAROの厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
▼単行本『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』が絶賛発売中!
12/5(月)にTARO氏による単行本『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』が発売されました。勝てない理由は予想以外にあった! 効率よく競馬に勝つための“馬券力”について、TARO氏が徹底究明した一冊となっております。
先週末は今年初めて亀谷サロンに呼んでいただき、皆さんの熱気に包まれる中でレースを見ることができました。もっとも予想成績は満足できるものではなかったのですが…。とはいえ、京成杯のオメガリッチマンの好走には今週の予想に繋がるものを感じました。
京成杯は結果的にマイル実績のある先行馬(シャンパンカラー、グラニット)が失速し、1800m以上で上位上がりを使って好走した経験のある馬が上位を独占。波乱の主役となったオメガリッチマンも、デビュー2戦目の2000m戦では上がり最速をマーク、3戦目に勝ち上がった未勝利戦でも1800mで上がり3位をマークするなど好走の資質はありました。
…ってそれならレース前に教えてくれよって話だと思いますが、そこは反省点として今週末まで続く中山開催で活かしていきたいところです。差しが届き始めた現在の中山芝、特に直線部分よりも3~4コーナーの芝が荒れてくると中山芝は外が伸びやすくなります。昨年は最終週のAJCCで強烈な外伸び波乱が発生しましたが、現状の馬場を見る限り、今週末も昨年と同様の決着になる可能性もあるとみています。
というわけで、そんな特殊馬場を踏まえた上で、今回は必勝を期してAJCCのジョッキー展望を拡大版でお送りしたいと思います。
~AJCCの騎手展望(拡大版)~