競馬評論家・TAROによる、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラムです。なお、『競馬放送局』ではTAROの厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
先週の当コラムでは「バイオリズム上昇ジョッキー」を取り上げました。バイオリズムというと少々オカルトっぽく感じるかもしれません。ただジョッキーのインタビューを見ていると本当にちょっとしたキッカケで良くなったりするというのを感じます。我々の馬券も、例えば土曜AMにいい穴を獲れたのをキッカケに余裕ができてポンポンと当たることがあります。
先週推奨の和田竜二騎手は阪神で2勝。得意の阪神開催、大連敗を脱出後、ということでまだまだ買いの状況が続くと思います。柴田大知騎手も得意の中山開催に替われば、人気薄での一発があるはずなので、是非覚えておいてください。
さて、今回は今年密かに好調なこの騎手を取り上げます。水口優也騎手です。
~今年絶好調の水口優也騎手~
実は、水口騎手の名前を年明けからやたら見るなと思ったのですが、その感覚は間違ってはいませんでした。2023年は先週終了時点で以下の好成績。2022年と比較しても顕著に上昇しているのがわかります。
2022年
→【6-4-3-97】単勝回収率23% 複勝回収率33%
2023年
→【2-2-4-14】単勝回収率354% 複勝回収率296%
既に2勝、馬券圏内が合計8回。昨年は6勝、馬券圏内が合計13回ですから、僅か2カ月に満たない間に、3着内の回数でいえば昨年の約3分の2に到達したことになります。
何より本稿で推奨する理由は「ダートの差しが得意」だからです。
~ダートの差しは穴が多い~