競馬評論家・TAROによる、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラムです。なお、『競馬放送局』ではTAROの厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
2023年の競馬も2開催が終了。前回開催の騎手トピックといえば福永騎手…はもちろんですが、もう一人、ルメール騎手を忘れるわけにはいきません。なんと東京開催だけで24勝、ひと開催の勝利数の新記録を樹立しました。昨年はリーディングを逃し、やや存在感が薄れてきたかなと思えなくもなかった昨今ですが、改めて凄みを見た気がします。
ルメール騎手についてはまたいろいろ攻略すべきポイントがあるので、海外から戻ってくる来週以降に取り上げていこうかなと思っています。楽しみにお待ちください。
さて、今回は佐々木大輔騎手を少し取り上げてみたいと思います。というのも、先週の小倉で大爆発だったんですよね。土日で12鞍騎乗し、
【2-3-2-5】単勝回収率120% 複勝回収率209%
先週のスタート時点で通算11勝というのが信じられないくらい、本当によく持ってきていました。これだけの固め打ちはさすがに偶然で済ますわけにはいきません。そこで先週も含めてこれまでのレース、またデータを見直してみると、まず気になるのは固め打ちの多さです。