競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧＆展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「直線競馬で信頼度が下がる騎手＆関屋記念展望」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください！
先週唯一の直線競馬、驀進特別は『競馬放送局』にてお送りした予想で、上位印の決着。
外枠断然有利とみて、狙い通り○▲◎の決着でした。4番人気3着の◎キングクーは藤田菜七子騎手、5番人気2着の▲オルコスは杉原誠人騎手。ともに前回「直線競馬で買えるジョッキーリスト」でお送りした騎手でした。
改めて直線競馬は枠と騎手だと確信したレース。今週末も直線競馬が組まれているので、是非予想も含めて楽しみにお待ちください。
というわけで、今週は直線競馬企画のラスト、今度は危険な騎手をご紹介したいと思います。得意な騎手もいれば苦手な騎手もいて当然。ただ、直線の場合はそれがリーディングとまったく一致しないというのがカギです。
いわば、直線＝ガラパゴス、なんですね。そしてこういった情報はあまりメディアが触れないので、知っておけば大きなアドバンテージになるはずです。
では、早速まいります。直線競馬で戦力が落ちるジョッキーはこちら。
～直線競馬で信頼度が落ちる騎手～
▼戸崎騎手
リーディング上位の中でかなり微妙なのは戸崎騎手。個人的に好きな騎手で信頼もしているのですが、魑魅魍魎渦巻く直線競馬は、(私と同じく)栃木出身のまっすぐな人間には不向きな舞台なのです(笑)。
まっすぐゆえにまっすぐなコースは向かない。戸崎騎手は正攻法過ぎる。そんなにまっすぐ走っていたら蛇行する奴やカニ歩きされる奴に先を越されるぞ、そんな感じ。人気馬に乗ったら疑え。
